「豆もそれなりに良いものを使っている」 「手順もちゃんと守っているつもり」 それなのに、なぜかおいしくならない…。
おうちコーヒーを始めた多くの人が、一度はこの壁にぶつかります。
実はコーヒーがまずくなる原因は、 淹れ方や豆そのもの以外のところに潜んでいることがとても多いです。
この記事では、初心者が見落としがちな 「意外だけど超重要な原因」をやさしく解説していきます。
原因① 水を気にしていない
コーヒーの9割以上は水
コーヒーは、実は9割以上が水でできています。 つまり、水の味=コーヒーの味と言っても過言ではありません。
まずくなる理由
水道水のカルキ臭やクセが強いと、 せっかくの豆の香りや甘みを打ち消してしまいます。
初心者向け対策
- 浄水器を通した水を使う
- 軟水のミネラルウォーターを試す
原因② 豆の量が毎回バラバラ
感覚頼りが失敗のもと
スプーンですくって「だいたいこれくらい」で淹れていると、 味が安定しません。
まずく感じる理由
- 少なすぎる → 薄くて物足りない
- 多すぎる → 苦味・えぐみが出る
毎回違う味になると、「今日はまずい」と感じやすくなります。
原因③ お湯の温度が高すぎる・低すぎる
沸騰したお湯をそのまま使っていない?
初心者に多いのが、ケトルから直接ドリッパーへ注ぐこと。
温度ミスの影響
- 高すぎる → 苦味・雑味が強くなる
- 低すぎる → 酸味が目立ち、薄く感じる
少し冷ますだけで、味は驚くほど変わります。
原因④ 蒸らしをなんとなく済ませている
蒸らしは「味の土台」
蒸らしはただの準備ではなく、 コーヒーの味を決める大事な工程です。
失敗しやすいポイント
- お湯が多すぎる
- 時間が短すぎる
- そもそもやっていない
蒸らしが不十分だと、香りが立たず平坦な味になります。
原因⑤ 器具が意外と汚れている
見た目がきれいでも要注意
ドリッパーやサーバーには、 目に見えない油分や微粉が残りがちです。
まずくなる理由
古いコーヒーの油分は酸化しており、 新しく淹れたコーヒーの味を一気に落とします。
原因⑥ 豆を「放置」している
保存方法で味は激変する
開封後の豆を袋のまま置いていませんか?
- 光
- 空気
- 湿気
これらはすべて、コーヒー豆の大敵です。
初心者あるある
「まだ賞味期限内だから大丈夫」 → 味はすでに落ちている可能性大です。
原因⑦ 自分の好みを把握していない
実は一番多い原因
そもそも自分がどんな味が好きなのか分かっていないと、 おいしく感じにくくなります。
ありがちなズレ
- 苦味が苦手なのに深煎りを選ぶ
- 酸味が苦手なのに浅煎りを買う

「まずい」と感じたときにやってほしい簡単セルフチェック
コーヒーがまずく感じたとき、 「何が原因かわからない…」という状態が一番つらいですよね。
そんなときは、一度に全部直そうとせず、順番にチェックするのがおすすめです。
① 前回と変えたことは何か?
まず思い出してほしいのは、前回と今回で変えた点です。
- 豆を変えた
- 水を変えた
- お湯の量・温度を変えた
- 時間がなくて急いで淹れた
原因はほぼ必ず、どこかの「変化点」にあります。
② 味のどこが嫌かを言葉にしてみる
「まずい」で終わらせず、次のように分解してみましょう。
- 苦すぎる
- 酸っぱすぎる
- 薄い
- 後味が悪い
ここが分かるだけで、対処法は一気に絞れます。
③ 一つだけ直して再チャレンジする
初心者がやりがちなのが、 豆・温度・量を全部同時に変えてしまうことです。
それだと、どれが良かったのか分からなくなります。
必ず「一つだけ」直して、味の変化を感じてみてください。
「まずい経験」はコーヒー上達の近道
実は、コーヒーが上達していく人ほど 「まずい経験」をたくさんしています。
最初から完璧に淹れられる人はいません。
- 苦すぎた
- 薄すぎた
- なんか変だった
こうした経験の積み重ねが、 「自分の好み」を少しずつはっきりさせてくれます。
完璧を目指さなくていい理由
SNSや動画を見ると、 きれいな器具、正確な数値、プロの動きが目に入ります。
でも、おうちコーヒーの目的は感動レベルの一杯ではなく、
- ほっとできる
- 昨日よりおいしい
- 自分で淹れて満足できる
このくらいで十分です。
「まずい…」と感じた一杯も、 次の一杯をおいしくするための大事なヒント。
気負わず、少しずつ整えていきましょう

まとめ:まずくなる原因は「技術」以外にある
コーヒーがまずく感じるとき、
- 自分の腕が悪い
- センスがない
そう思ってしまいがちですが、ほとんどの場合は違います。
ちょっとした環境や習慣を見直すだけで、 おうちコーヒーは驚くほど変わります。
今日の一杯が「なんか違う…」から 「お、いいじゃん」に変わったら大成功です☕


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